トンネルは急峻な地形を有する山体に造られる道路構造物であり、計画・設計の前にトンネル区間の地山条件（地質、土圧、湧水等の条件）を把握するための詳細な地質調査が必要です。

ダム関連の地質調査には、ダムサイトの岩盤調査、原石山調査、貯水池周回道路の調査、貯水池周辺の地すべり調査など多種の地質調査があります。

橋梁の計画・設計には、橋脚・橋台計画地点でのボーリングによる基礎地盤調査が必要です。

地すべりは、斜面の一部あるいは全部が重力によってゆっくりと斜面下方に移動する現象であり、降雨・融雪・地下水の急激な増加・地震などをきっかけに起こります。

急傾斜地の崩壊・土石流・地すべり等のおそれのある危険箇所における土砂災害防止法に基づく区域設定のための基礎調査業務です。

道路沿いにある自然斜面・切土法面・盛土法面等の変状の有無とその状況を点検し、対策工の必要性を判定し、防災カルテを作成します。

鋼製防護柵支柱（ガードレール支柱・道路標識支柱・照明柱等）の根入れ長（深さ）を被測定物の塗装を剝すことなく、超音波式の測定装置NST-2で迅速に、かつ簡便に測定します。
当社は福岡県・佐賀県において多数の実績を有しております（業務実績参照）。

道路付属物（鋼製標識柱・照明柱等）の路面境界部（地表面下数㎝）における腐食損傷の程度（劣化度合い）を、支柱基礎部にあるコンクリート基礎等を掘削・剥離することなく、超音波式診断装置コロ－ジョンドクターで定性的かつ簡易に測定します。

鋼管柱周囲を4箇所測定し、「健全・ほぼ健全・腐食劣化」の3段階判定を行い、総合判定は健全◯（試掘無し）と腐食劣化✕（試掘確認）で表示し、判定結果後（試掘後）の補修・補強工法の提案をします。

小型簡易地盤支持力試験機（エレフット）を使った地盤支持力の確認（地盤支持力試験機技術講習修了済）

小型簡易地盤支持力試験機（エレフット）は人の体重を反力にして、圧力と沈下曲線により計測する平板載荷試験のミニチュア版です。現場において、狭い場所でも、簡単に短時間で、設計時の地盤支持力を確認できます。当社は、お客様の御用命により迅速に対応いたします。